TENGU

TENGU26年前、群馬の山村で起こった殺人事件の犯人は「天狗」だった!
当時の社会情勢を交えて、ノンフィクションタッチで描く、異色のミステリーである。

何とも不思議な立ち位置の小説である。
冒頭から、犯人は天狗と、ほぼ特定されている。
それ故に、ノンフィクションテイストの硬派なミステリーの体裁だが、ホラーとも、SFとも、トンデモ本とも読めてしまう。

アメリカ政府の陰謀が、諸悪の根源であると臭わせるあたり、懐かしい70年代のSFミステリーの雰囲気がある。

DNA解析の発達していなかった時代、人間かどうか判別する方法として、人間との間に子供が出来るかどうかテストするというのは、ストレートで分かり易い。
しかし、この小説のように描くとエロチックで生々しい。

ジャーナリストである50代の主人公は、那須の山中でひとり暮らしている。
ちょっと憧れるライフスタイルである。

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