ほぼTV版の焼き直しだった「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」と違い、今回はほとんど描き直しである。
登場人物も一人増え、物語も微妙にづれはじめた。
オープニングから新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアスが登場する。
彼女が乗っているのがエヴァ5号機。
足のないエヴァ5号機はガンタンクを想わせる。
何か秘密の目的を持っているようだが、彼女は実に楽しそうに戦う。
そして、戦い方に容赦がない。
躊躇無くエヴァの裏モードを起動し、全力で戦いを挑む。
好きなキャラだ。
ひとり増えて押し出されたのか、助かったのはトウジであり、貧乏くじを引いたのはアスカである。
アスカの登場シーンは滅法カッコいいが、後半自分の弱さをさらけ出し、死亡フラグが立ちまくりである。
人間味が増したレイにも驚いた。
人間的になったレイは、人類補完計画でTVシリーズとは違う動きをするに違いない。
基本的な流れはTVシリーズと同じだが、関係する人物や状況が違って来ている。
結果的に、まったく違う物語になりつつある。
この違いを探すのが、TVシリーズを観た人には楽しい。
観た後に飲みに行くと、結構盛り上がる。
きっとパラレルワールドの話なのだろう。
カヲル君の言うように、今度こそシンジは幸せになれるのだろうか?
とりあえず、とっととヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを作ってくれ!
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