富士山一周ツーリング２日目
7時半には民宿を出て、最初の目的地本栖湖へ。
天気が悪いので、有名な撮影スポットから富士山は見えなかった。
湖を巡る道路は、湖は良く見えないが、車が少なく、走っていて気持ちが良い。
湖に雲が降りていく姿が、怪獣映画のような迫力だった。

朝霧高原を見ながら下ると、白糸の滝に着く。
父の実家が富士宮なので、子どもも頃はよく来ていたのだが、かなり久しぶりである。
記憶よりも随分オシャレになっていた。
昼食には早いが、有名な富士宮焼きそばを食べた。
私には、普通の焼きそばとの違いがわからなかった。
滝には興味がないので、マイナスイオンを浴びて、すぐに出発日した。

ここからまた上りである。
最初に上りを稼ぐ、と雑誌には書いてあったが、その言葉を疑いたくなるほどよく上る。
奇石博物館など、覗く気力もなかった。
国道469にぶつかってからは、ゆるい上りが続くのだが、これがまた辛い。
前日の疲れが残っている上、霧が出ているので、坂がいつ終わるか分からない。
同じように苦労していたロードの人と抜きつ抜かれつし、休んでいると、「大丈夫ですか？」と声を掛けられるようになった。

「こどもの国」直前で上りは終わり、今度は強烈な下りになる。
50キロになると怖いので、始終ブレーキをかけて、ブレーキが壊れないか心配になった。
手も痛くなったので、途中から手袋を装着した。

街が近づくと、心地よい速度の坂になった。
そのまま御殿場駅に到着。
帰りのあさぎりを予約して、遅い昼食にした。
トータル約160キロ。
疲れた。