たまにPCを発注することになると、耳慣れない規格が増えていることに驚く。
自力拡張にはあまり縁がないMacユーザだが、仕事の関係で、定期的にハードウェアの最新情報を仕入れなければならない。
ということで、この本である。
若干古そうだが、ネット上での評判も良く、最新版はちゃんとアップデートされているようだ。
・PCの基本構成
・デジタル処理と論理回路
・マザーボード
・CPUの構造
・メモリ
・入出力機器とインターフェース
・補助記憶装置と記憶メディア
の順に解説されている。
情報処理試験で勉強したような内容も多いが、やはり基本は重要なのだろう。
知っていることを読み飛ばせば、あっという間に読み終わる。
CPUやメモリ高速化のための涙ぐましい努力と工夫が伺える。
分子数個分の絶縁体を作るところまで、現代の製造技術は進んでいる。
軌道エレベータの建造とは違った意味で、SF的である。
何気なく使っていたメモリの種類の意味が分かり、液晶の仕組みも理解出来た。
でも、すぐに古い知識になってしまうんだろうな。
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