サーティーナイン・クルーズ1

サーティーナイン・クルーズ 1 骨の迷宮アメリカで大人気らしい謎解きミステリーである。
世界を影で操っているという一族が、亡くなった祖母の残した謎を巡って、過酷なレースを繰り広げる。

主人公は読書好きの14歳エイミーと元気な12歳の弟ダン。
名門ケイヒル一族の当主である祖母の遺言で、現金と究極の力を手に入れる謎解きの選択を迫られ、謎解きを選ぶ。

ライバルは同じ一族の人々である。
祖父の葬式には400人も集まるくらいなので、親戚といってもあまり近しい関係ばかりではない。
というより仲が悪い。
謎解きレースで足を引っ張り合い、必要であれば命まで狙う。

このシリーズでは、39の謎を求めて世界中を旅するようだ。
全10巻なのに、39は多過ぎるだろうと思うが、大きなお世話だろう。
1巻のテーマは、ベンジャミン・フランクリン。
2巻のテーマは、モーツアルトのようだ。
謎解きを楽しみながら、歴史の勉強も出来るお得な構成である。

今のところ、それほど盛り上がらないが、続きが気になるのは確かである。

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