ボルト3D

ボルト [DVD]アメリカでは3Dの映画が主流になる可能性があると言うので、3Dの映画を観てみることにした。
現在公開されている映画で、観たいと思うのは「ボルト」くらい。
ピクサーの映画なので、大きく期待を外すことはないだろう。

普通の映画より高めの2,000円を払うと、メガネを渡される。
子供の頃に観た「赤影」などの時と違い、メガネのレンズは赤と青ではない。
普通のサングラスのような外観である。
3カ国語で書かれた注意書きには、サングラスではないので太陽を見ないように、と明記されている。
3Dメガネは、普通のメガネをしていても、その前に掛けることが出来る。

本編が始まる前の、コマーシャルからして3Dだった。
普段見ているコマーシャルが、そのまま3Dになっていて、文字が画面から飛び出ているように感じされる。
確かに画面に奥行きが感じられるが、いちばん3Dを感じるのは文字だった。

3D映画は奥行きの感じる面白い絵になっているが、若干目が疲れる。
また、わざわざ3Dメガネを掛ける煩わしさを考えると、今後主流となるかは、難しいところだ。

映画自体は、期待に違わず面白かった。

TV番組の主人公であるスーパードッグ・ボルトは、撮影所から出たことがなく、自分にスーパーパワーがあり、飼い主のペニーを悪の組織から守っていると信じている。
ペニーが実際にさらわれたと信じ、撮影所を飛び出し、彼女を探す旅に出る。
しかし、本当は普通の犬なので、スーパーパワーが使えるわけもなく、様々な困難に出会いながらも旅を続ける。

悪の組織の手先だと間違えて捕まえた猫のミトンズ、ボルトに憧れるハムスターのような生き物ライノと伴に、アメリカ大陸を横断する旅をする。
このごろ珍しい正当派ロードムーピーである。
仲良くなったミトンズに、普通の犬としての行動を教育されるところが微笑ましい。

スーパードッグが活躍するTVシリーズ「ボルト」は、それはそれで、とても面白そうだった。
本当に制作して欲しいものだ。

普通に面白い映画である。
しかし、普通に面白い映画を作れるのは凄いことだと思う。

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