ツイッター140文字が世界を変える

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)140文字までの呟きを発信するのがツイッターである。
どうということのないサービスだが、その手軽さに、何となくハマってしまう。
この本を読むと、実は凄い革命に参加しているような気がして来る。

本書は、まずツイッターの歴史解説から入る。
歴史と言っても、スタートは2007年である。
まだ2年しか経っていないのに、グーグルも脅かすかもしれない、と言われるまでにのし上がってしまったのだ。
ネット世界での変化の早さは、驚くべきものがある。

ツイッターが140文字までなのは、元々SMSで始まったサービスだかららしい。
日本ではキャリア別の壁があるため普及していないが、世界的にはメールより手軽な手段として、SMSがよく使われているらしい。
しかし、文字数制限がある場合、英語よりも、1文字の情報が多い日本語の方が有利である。
また、日本には、俳句などの文化があるので、ツイッターは日本人にピッタリのサービスなのかもしれない。

文字数の少なさがツイッターの気楽さの要因となっている。
あまり考えず投稿出来るので、自然に投稿数も増える。
すると接触回数が多いので、身近な存在と感じられるようになる。
その親近感を利用して、顧客とのコミュニケーションツールとしている企業も出て来ているようだ。
まだまだ売上増には繋がらないが、それはインターネットが出始めた頃も同じだった。

ツイッターはリアルタイムのログである。
それに対して、グーグルは、過去の情報を検索しているに過ぎない。
グーグルがツイッターを恐れる理由はそこにある、と作者は主張している。

100人くらいフォローすると、ツイッターの楽しさが垣間みれる、と作者は言うが、なかなかその域には達せない。

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