1年に1度の盛大な自転車展示会、サイクル・モード2009に行って来た。
幕張は遠かったが、目当ての自転車にも試乗出来て、行った甲斐があった。
この頃の自転車ブームを考えると、サイクルモードは混雑が予想された。
前日は忘年会だったが、頑張って8時に家を出て、10時に海浜幕張駅に到着した。
試乗申込書を提出して、右腕に赤い紙のテープを巻いてもらう。
入場券は、事前に買っておいた。
そこそこ長い行列に並び、会場に入った。
初めてのことなので、何からして良いかわからない。
ビアンキのブースを見ると、既に午前中の試乗は受付終了だった。
とりあえず、何でも良いから乗ってみることにする。
まずは、一番近場にあったスペシャライズを攻めてみる。
自腹ではなかなか手の出せない、高そうなロードの試乗を申し込んだ。
ALLEZ COMP COMPACTというマシンである。
ロードの速い方なので、きっと高級に違いない。
待っている時間は長い。
随分待った気がしたが、多分30分くらいだったのだろう。
屋内と屋外を走るコースを試乗するのだが、割り当てられた1周は、あっという間に終わってしまった。
慣れないギアに戸惑っているうちに、終わってしまった感じである。
こんなに早く1周出来るにしては、待ち時間が長すぎる。
きっと、みんなは何周もしているに違いない。
試乗は体験したので、のんびりと色々なブースを見て回る。
すると、ルイガノのブースで、ちょうど目的のシクロクロスLGS-CXが置いてあった。
おまけに順番待ちもない。
なんたる幸運!
喜んでコースに出た。
やはり軽い!
タイヤが太いので、走り易い。
流石に105のギアは切り替えがスムーズだ。
1周だけなどと、ケチなことは言われなかったので、心行くまで走れる。
3周目はマウンテンバイク専用コースを走ってみる。
シクロクロスは見た目ロードだが、タイヤはMTB系である。
砂地も難なく走り抜けた。
これだけで、完全に満足してしまった。
お腹が空いたので、とっとと昼飯を食べに、会場の外に出た。
再入場希望者は、出口で透明のスタンプを手の甲に押される。
手を洗ったら、流れてしまわないか心配になる。
昼食後、会場に戻り、小さいが安定性に欠ける折りたたみ自転車や、リカベントもどきなど乗ってみる。
適正なシートを選ぶために、骨盤の大きさを測ってくれるサービスに参加した。
ちなみに、私は予想と違いSサイズだった。
「自転車生活」で良く見るモデルが場内ガイドをしていたり、勝間和代さんを目撃したり、退屈しない。
持ち込んだ写真で世界にひとつしかないカバンを作ってくれる店があった。
職人が作るので、完成まで3ヶ月かかるらしい。
ドイターのメッセンジャーバックもカッコいい。
小物にばかり目がいく。
結局、4時くらいまで、十分に堪能した。
というか疲れた。
電車を乗り継ぎ、1時間以上かけて池袋まで戻り、居酒屋で年末温泉旅行の打ち合わせをして帰った。