ポメラDM20は単機能だからこそ良い

ライター系の人たちにとても評判が良いポメラを購入した。
ポメラは、テキスト入力専用機である。
インターネットに繋がらず、ビデオも観れない。
ただただ、テキストを入力するためだけのマシンである。
そこがいい。

前から気になっていた「ポメラ」だが、新型が出たので遂に買ってしまった。
「ポメラ」は、簡単に言えば、折り畳み式キーボードを持つ携帯用ワープロである。
ほとんどの情報を詰め込み、今や生活になくてはならないデバイスとなったiPhoneだが、ソフトウェアキーボードでの長文入力は辛い。
そこを補完するのが「ポメラ」である。
テキスト入力だけに特化した潔いマシンは、万能ツールであるiPhoneの良きパートナーとなることだろう。

amazonの巨大な段ボールから出して、まず感じたのは、予想より重い・・・ということだった。
基本的にはパソコンと同様の機器構成で、しっかりとしたキーボードが付いているのだから、仕方ないとは思う。
しかし、iPhoneの予備バッテリー、任天堂DS、イーモバイルのPockeWiFiを持ち歩く身としては、少しでも重量は減らしたかった。

Pomera1

起動はやはり速い!
なんのストレスもない。

新型モペラは、1代目の機能を見直し、かなり使いやすくなっている、というのがネット上での評判だった。
新しい機能のひとつとして、外部機器との連携がある。
マイクロSDカードやUSBケーブルによる接続は元々可能だったが、iPhoneと情報連携する手段がなかった。
新型では、とてもユニークな方法で連携を実現した。
モペラに入力したテキストでQRコードを生成し、それを読み込むのだ。
QRコードひとつあたり、200文字程度の情報が乗るようだ。

iPhoneには標準でQRコードの読み込み機能がないが、AppStoreでは沢山のソフトが出回っている。
その中から評判の良いソフトをインストールして、読み込んでみると、無事テキストが認識された。
しかし、元々長文入力のために導入したツールなので、200文字ごとにQRコード化するのはまどろっこしい。

ポメラをMacにUSB接続することで、問題を解決した。
電源を切ったモペラをUSBでMacに接続すると、外部媒体として認識される。
その中のテキストを「耳掻きエディタ」で開くと、普通にテキストを表示出来る。
それをブログに貼り付けるなり、Evernoteに貼り付けてiPhoneと共有するなりすれば良い。

いまのところ、モペラによるテキスト入力に不便か感じていない。
むしろ、テキスト入力しか出来ないから集中力が上がる気がする。
パソコンで作業をしている時は、飽きたり、気になることがあると、すぐにインターネットを検索してしまう。
テキスト入力しか出来ないモペラは、気が散ることはく文書作成に徹することが可能である。

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