とにかくアイディアを沢山出そう。
そうすれば、仕事も面白くなるぜ!という本である。
作者はその精神を実践している面白法人カヤックの社長。
わかっているけど、なかなか難しい。
偉大なアイディアを考えようとするから、何も出てこない。
くだらないアイディアでも、数多く出していれば、アイディアが出てくる頭になる。
エジソンやバッハも恐ろしい量のアイディアを出して、そのうち一握りが成功した。
そして、アイディアを沢山出すと、仕事が面白くなる。
前半では、いかに楽しく仕事をするかのノウハウが説明されている。
「持って生まれた性格などではなく、必要なノウハウを身に付けることで、誰でも目の前の仕事を面白がって取り組めるようになるのです」
そのノウハウとは、
1.とにかく乗っかる
2.自分からアイディアをたくさん出す
3.楽しいと周囲に伝える
「自分が乗っかった仕事を楽しむためには、まず自分が面白がれるポイントを探すためにアタマをひねってみるべきなのです」
「やりたいことを探すなんてことよりも、自分ができることを楽しんでやることのほうがよっぽど重要だと思います」
試験勉強を強要されてきた我々は、つい正解を探してしまう。
しかし、実社会では正解があることのほうが少ない。
アイディアを考える時、ひとつに絞ると正解を探してしまう。
数多く出すことをノルマにすれば、正解の呪縛から逃れることが出来る。
結果逆算法、マンダラチャート、アイディアの公式などのアイディア生成ツールの解説もある。
「アイディアの公式」とは、過去数十万件の特許を分析して考え出された、アイディアの組み合わせパターンである。
この「知恵カード」をiPodアプリ化した「idea Pod」も公開されているようなので、使ってみたいと思う。
自分に変化をもたらすエクソサイズとして、さっそく神様にフェイントをかけてみよう。
明日の朝、いつもの電車に乗るフリをして、反対方面の電車に乗るのだ。
今回のブログのテキストは、ポメラを使い、ドトールで入力した。
ちょっと頭の悪い漢字変換だが、隙間時間の有効活用が出来て、とても便利である。
[amazonjs asin=”4822247813″ locale=”JP” title=”アイデアは考えるな。”]