DARKER THAN BLACK OFFICIAL FANBOOK

「DARKER THAN BLACK-黒の契約者-」 オフィシャルファンブック トーキョーエクスプロージョン調査報告 (Guide book)DARKER THAN BLACKの第2部「流星の双子」も終わったが、やっぱりよくわからない。
ゲートとは何か!契約者とは何か?物語の根幹であるコンセプトが、全然説明されていない。
気になるので、久しぶりに公式ファンブックを買ってみた。

東京と南米にゲートと呼ばれる、物理法則が通用しない空間が発生した。
時を同じくして、人間以上の力を持つが、感情の失われた契約者が出現するようになった。
対価を払うことによって特殊な能力を使う彼らを、各国の諜報機関が利用し、契約者による壮絶な戦いが繰り広げられる。

第1部「黒の契約者」は、ヘルズゲートのある東京を舞台とした、契約者黒(ヘイ)を中心とした、組織との戦いの物語だった。
2回放映分でひとつの話になっている構成は、毎回ティストが違い、連作短編のような楽しさがあった。

第2部「流星の双子」は、ロシアのウラジオストックから始まり、東京のゲートまで新ヒロインの蘇芳と黒が旅する、ロードムービーのような話であり、2人の関係は映画「レオン」を思わせるところがあった。

2部まで終わったのに、キーコンセプトであるゲートと契約者のことがよくわからない。
ファンブックの監督インタビューを読んでみると、ノラリクラリとかわしている感じだ。
ひょっとしたら、ちゃんと考えていないのかもしれない。
あえて漠然としたイメージにすることで、ミステリアスな演出をしている可能性が大である。
それはそれで、悪いことではないとは思うのだが。

ファンブックを読んで、ゲートのイメージが、タルコフスキーの「ストーカー」を意識していることがわかって、ちょっと嬉しかった。
我々の世代には、この映画は、かなり大きなインパクトを与えている。
また観たくなった。

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