I AM LEGEND

I Am Legend少し前に再度映画化された時に、原作の内容を忘れていることに気づいた。
どうせ読み直すならばと、ペーパーバックに挑戦してみた。
読んでみると、驚く発見が幾つかあった。
ひょっとしたら、原作は読んでいなかったのかもしれない。

まず驚いたのは、短編集だったことだ。
本書の半分はI AM LEGENDだが、それ以外にも短編が10編も含まれている。
I AM LEGEND自体は160ページ程度の中編だったのだ。

謎の疾病により人類のほとんどが吸血鬼と化してしまった世界で、ロバート・ネビルは、ひとり孤独な戦いを続ける。
しかし、ウィルスに適応した人類は、新たな文明を築きつつあり、彼らが動けない昼間に殺して歩くネビルこそ、彼らからみると伝説の怪物だった。
この有名なプロットは、記憶の通りだった。

しかし、吸血鬼がスパイを送り込んできたのは忘れていた。
人間の女のフリをしたスパイは、人間のフリを出来るほど、つまり人間と変わらない知性を持っている。
映画の影響もあって、吸血鬼は言葉も話せないモンスターをイメージしていた。
相手に知性があったからこそ、真実を知ったネビルの絶望は深い。

むかし観た人形テーマのオムニバス・ホラー映画の中に、やたら騒がしい人形が女性を襲い、退治したと思ったら女性に憑依していたという作品があった。
その原作もこの短編集に入っていた。
実はリチャード・マシスンが原作だったとは!

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