関東では有名な多摩川サイクリングロードを初めて自転車で走った。
今回の相棒は運動不足のフリーSEなので、とてもゆっくり、体に優しいサイクリングとなった。
何度か夕立に会ったが、休日のせいか人が少なく、ノビノビと走ることが出来た。
多摩川サイクリングロードは、関東では有名なサイクリングコースである。
多摩川の源流から川崎の河口まで、50キロ強の長さがある。
しかし、今回は普段自転車に乗っていない友人と走るので、無茶な走りは出来ない。
以前一緒に嵐山のコースを走ったが、途中で足が痙攣して、車で回収した実績がある。
今回は周回コースではないので、緊急救助はなんとしても避けたい。
目標は川崎駅、あわよくば羽田空港として、登戸駅そばのコインパーキングに車を止めてスタートした。
休日のせいか人が少ない。
遠くに高層ビルが見えるあたりが、荒川より都会な感じである。
噂に聞いていたカッ飛びロードレーサもいないので、のんびり走れる。
それはもう、ママチャリ並にのんびり走った。
途中河原に降りて休憩した。
見ていると、向こう岸へは船で渡っている人がいた。
ゴルフ客ばかりなので、ゴルフ場のサービスなのだろうか。
どちらにしても、自転車を乗せてもらえるほど大きな船ではなかった。
突然雨が降り出した。
天気予報でも夕立の恐れがあると言っていたが、暑いくらいの日差しだったので、まさか降り出すとは思わなかった。
みるみる降りが強くなった来たので、たまらず等々力緑地に逃げ込んだ。
等々力緑地は陸上競技場などの運動施設が中心だが、市民ミュージアムにはレストランがあったので、雨宿りがてら昼食を取ることにした。
軽く食べようときしめんといなり寿司のセットをオーダーした。
これがなかなかしっかりしていた。
玉子焼きまで付いて500円は安い。
食事が終わると、雨が止んでいた。
調子の悪いMTBの後輪を調整し、ミュージアム前の高炉を撮影して、サイクリングロードに戻った。
涼しい陽気の中、のんびりと走る。
川崎駅まで数キロの地点の多摩川大橋で折り返すことにした。
時間も遅くなってきたし、その先当分は橋が無さそうだったからだ。
無理をしない、が今回のテーマである。
行きに使った川崎側の道は走り易かったが、帰りに使った東京側の道は走りにくかった。
舗装されていない道が多く、途中で道が終わってしまったりする。
MTBなのでダートでも問題ないが、舗装された道より走りにくい。
二子玉川園あたりで、またも夕立に会う。
慌ててファミレスに避難した。
そしてお茶にする。
とても休憩の多いサイクリングである。
18時くらいには登戸に戻った。
トータル30キロ強の、のんびりとしたサイクリングだった。