宇宙船レッドドワーフ号1

宇宙船レッド・ドワーフ号〈1〉無限の宇宙そんなに急いでどこへ行く一番好きなSFテレビドラマと言ったら、「レッドドワーフ」だろ!
「スタートレック」「スペース1999」も、「レッドドワーフ」のSF的奥深さとバカバカしさの前では敵ではない。
テレビドラマの脚本家二人が書いたノベライゼーションが本書である。
やっぱり笑える。

冒頭、死亡してホログラムとして復活した男が、書類仕事に忙殺されているのが笑える。
自分で自分の出生証明書を返却して、無効にしてもらい、死亡証明書に自分の遺体のパスポートサイズの写真を貼らなければならないのだ。
ここまで図書館で立ち読みして、借りることが決定された。

1巻である本書では、良く知らなかった背景情報や、登場人物たちの出会いがわかって面白い。

主人公のリスターが、時間の停止する独房に入れられて三百万年も経っているとは知らなかった。
それでは人類が絶滅している可能性は高い。
コンピュータのホリーも、物忘れが激しくなるはずだ。

キャットは猫っぽい男だと思っていたが、まさかリスターの持ち込んだ猫が貨物室で進化し、三百万年の内に絶滅した生き残りだとは知らなかった。

このように、壮大で、どこまでもバカバカしい物語である。
是非、再放送して欲しい。

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