フェイスブック

facebook学生寮で立ち上がり、瞬く間に全米を席巻したSNSフェイスブックの誕生と飛躍を実現した若者たちのドラマである。
天才プログラマーでありCEOであるマークの視点ではなく、資金を提供した友人のエドゥアルド側から描かれているのが上手い。
友情が失われた寂しさが残る話である。

中国、インドの次に大きな国はフェイスブックと言われる。
何が良いのかさっぱり分からないので、この本を読んでみた。

しかし、この本はフェイスブックの解説本ではなく、フェイスブック誕生に立ち会ったハーバードの若者たちを描いた小説のようなドラマだった。

電子的学生名簿を作り、あわよくば女の子と仲良くなろうという目的で、マークとエドゥアルドによって、学生寮の一室でフェイスブックは立ち上がった。
寝食を忘れてプログラミングしたのはマークで、エドゥアルドは資金を提供し、広告主を探して走り回った。
しかし、恐ろしい勢いで拡大したフェイスブックによって、2人の友情は変ってしまう。
もっとも、何を考えているか分からないマークは、はじめからエドゥアルドのことをどう思っていたかわからないが・・・

結局、フェイスブックの何が良いか分からなかった。

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