元々池袋ウェストゲートパークは、カラーギャングやヤクザの抗争がテーマだった。
最新刊テーマでは、シングルマザーや派遣労働者など、めっきりみじかな話題になった来た。
ギャングやヤクザならばファンタジーの世界だが、派遣労働者なら人ごとではない。
この中で描かれているのが日本社会実情ならば、かなりマズい状態である。
とても経済大国とは思えない。
外ヅラが良いだけに、表面に問題が現れずたちが悪い。
いつものことながら、池袋の果物屋に日本を変えることは出来ないから、根本的な解決にはなっていない。
しかし、最後はとりあえずハッピーエンドなので救われる。
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