「化物語」でライトノベルも侮りがたいことを知ったので、友人に薦められた「とある魔術の禁書目録」を読んでみた。
悪くはないのだが、続きを読む気にはならなかった。
それに、現在20冊以上刊行されているらしい。
超能力開発の為の学園都市。
主人公は、何の超能力も使えない落ちこぼれである。
実は、全ての超能力をキャンセルする右手を持っているのだが、学園都市の試験では認定されないのだ。
そんな彼のアパートの窓に、シスターが降って来た。
彼女の持つ魔術書を狙っている悪の組織に追われているという。
魔術もキャンセル出来る彼は、成り行きでシスターを守ることになる。
超能力を研究する科学都市における魔術戦というのが面白い。
今回は超能力の出番がなかったが、今後は魔術と超能力のクロスマッチが展開されるのだろう。
スプリンクラーでお札の文字を流すなど、頭のいい戦い方をしている。
敵の正体も意外な上に、泣かせる。
「とある科学の電磁銃」の主人公が出演しているのに、まず驚いた。
設定を共有しているだけかと思ったら、バッチリ登場人物も被っていた。
良く出来ている気もするのだが、読み続けるためには、何かが足りない。
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