八雲6

心霊探偵八雲6  失意の果てに(上) (角川文庫)前作の外伝は面白かったので、作者の力量が上がったのかと思ったが、本編に戻った本作は今ひとつだった。
残念である。

やっぱりキャラクターがありきたりのせいか、どうも盛り上がらない。

しかし、殺人のトリックに幽霊を使うのは反則だろう。
ミステリーではないとはいえ、モノには限度がある。

ついに八雲の父親の正体が判明した。
このネタで、今後どのように展開するのか、ある意味楽しみである。

そう言えば、このシリーズの表紙はなかなか良い。

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