よくもこれだけ集めたものだ、というくらいハリウッドのアクション映画スターが出演している。
しかし、盛りを過ぎたオッサンの同窓会にしか思えない映画だった。
埼玉県民の日で、映画は1,000円だから、まあ許すとするか。

主演のシルベスター・スターロンを始め、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーと、そうそうたる顔ぶれである。
「We are the world」でも歌いだしそうだ。
もっとも、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーは、ほんの少ししか顔を出さない。

話は単純である。
島で恐怖政治をひく将軍を傭兵達が暗殺しに向かい、現地の美しい娘のために死闘を繰り広げる。
本当に２１世紀か！と疑いたくなるストーリーである。

入れ墨屋のオヤジ役のミッキー・ロークはいい味を出している。
後は、オヤジの同窓会というノリである。
勝手にしてくれ、という感じ。
裏切り物のドルフ・ラングレンが、実は生きていて、みんなと仲良く飲んでいるラストは、ちょっと微笑ましかった。

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