あまり期待していなかったのだが、馬鹿馬鹿しくて面白かった。
「レッドライン」と呼ばれるレースで、軍事政権の妨害をかわしながら、ただひたすらゴールを目指すだけのアニメである。
何のひねりもないのがかえって新鮮。
チキチキマシン猛レースやキャノンボールを想わせるアニメである。
主人公の乗るマシンだけが、普通の車をカスタマイズしただけのレーシングカーだが、最後は車であることの必然性さえ失われている。
世界に誇る日本アニメの技術力が全開という感じである。
アメコミ的絵柄が、見事にデフォルメされて動く。
CGとは違う日本のお家芸的作品。
巨神兵は出てくるし、何でもありという感じ。
ヒットしたテレビアニメの劇場用の焼き直しではなく、こういうアニメが評価されて欲しい。
[amazonjs asin=”B004XAM0R4″ locale=”JP” title=”REDLINE スタンダード・エディション 【DVD】”]