ハーバードの人生を変える授業

ハーバードの人生を変える授業ハーバードで伝説となったというポジティブシンキングの授業。
豊富で分かりやすいワークが多く、実践的である。

紹介されている手法は、「感謝する」「意義を見いだす」「思いやりの心をもつ」など、感覚的に納得の出来る、当たり前のことである。
しかし、それぞれについて、どういう効果があるか科学的な裏付けが解説されており、ポジティブシンキングに向かうための簡単な練習(ワーク)がついている。

このワークを実直に実行すれば、きっと前向きな人間になれるのだろう。
だが、50以上もあるワークを全てこなすのは、かなり大変そうだ。
まずは、最初の「 感謝する」のワークである次のアクションから実行しよう。

この1週間、感謝することを毎日5つ書きとめるようにしてください。このワークで大事なことは、おざなりに行うのではなく、しっかりと意識をもって行うことです。
そのためには、書いていることを目の前に思い浮かべたり、書きながらもう一度経験しているように感じたりしてください。

その他にも、次のワークや言葉が気に入った。

変化するために必要なのは、自制心を養うことではなく、習慣を取り入れることだ。
習慣を作るには、確固たる価値観に基づいて、決められた行動を、特定の時間に行うことが必要である。
こうすればもっと幸せになれると思う2つの習慣を考えて、習慣にすることを決めたら、スケジュール帳に書いて実行する。

幸せになるためには、ただ楽しさを感じるだけでなく、楽しさを感じていることに気づく必要がある。

他者の役に立てば立つほど、私たちの幸福感は大きくなっていく。
感謝されたときのことを思い出し、心の目で相手の様子をじっくりと観察する。
思いやりについて定期的に瞑想することは心と体の健康を増進し、私たちをさらに思いやりの深い人間にしてくれます。

人は困難を克服することで幸福になれる。
つらかった経験を書きだすことによって、気持ちの整理がつきやすくなる。
何よりも大切なのは最も深いところにある感情や思いと向き合うことである。

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