進撃の巨人

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)久しぶりにマンガを買った。
いま評判の「進撃の巨人」である。
絵は洗練されていないが、オリジナリティと勢いのある作品だと思う。
しかし、評判ほどではない、というのが正直な感想である。

謎の巨人によって人類のほとんどが喰い殺された世界。
残った人類は、巨人の入れないよう壁を築き、その中で平和に暮らしていた。
しかし、超巨大巨人により外壁が破壊され、人類はまたも巨人に喰い殺され、生存領域を減らすことになった。
主人公たち3人は肉親と住んでいた街を奪われ、巨人と戦う部隊に志願する。

巨人については謎が多い。
人を食べるが、食料としているわけではない。
身体の一部を破壊しても、すぐに再生する。
唯一の弱点は首の後ろである。
ここを切り取ると、再生出来なくなる。
大きなゾンビという感じである。

人間は、巨人の首の後ろをピンポイントで狙わざるえない。
そこでワイヤを使った空中戦を挑む。
この戦い方がカッコイイ。
巨人の身体や壁にワイヤを打ち込み、モーターで巻きあげて立体的に戦う。
スパイダーマンのようだ。

3巻で登場する変人司令官がいい味出している。
巨人に壁を破られ生存可能領域が減ると、兵を養う食料が生産出来ないので、巨人に勝てなければここで死ね、と兵に言い放つ。
だからと言って、けってして悪人ではない。
残酷なまでに現実主義者なのである。

3巻までのところ期待したほどでもなかったが、今後の展開が楽しみである。

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