Facebookのおかげで、チリ人とやり取りすることになった。
さすがにスペイン語は無理なので、お互いにブロークンな英語である。
それでも慣れない英作文は難しい。
そんな時に便利なのは、google先生の翻訳サービスである。
完璧とはほど遠いが、手助けとしては十分使える。
15年ほど前にチリを旅したのだが、その時お世話になった家の娘さんからfacebookで連絡があった、と一緒に旅行した友人からメールが入った。
私の名前はうる覚えで、発見出来なかったようだ。
友人に連絡してもらい、彼女を友達に登録した。
そもそもこの友人もニュージーランドに住んでおり、連絡を取るのも15年ぶりである。
当時は8才だった彼女も今や23才。
二児の母になっているようだ。
友達に登録すると、さっそくメールが来た。
チリではfacebookが一般化しているのか、対応に容赦がない。
同じ時間にログインしていると、チャットまで始まってしまう。
やり取りは英語である。
会話ならば適当に誤魔化せるが、文章となると文法に気を使ってしまう。
そこでgoogle翻訳である。
google翻訳は、googleのトップページから簡単に行ける。
非常に多くの言語への翻訳が用意されている。
普通に日本語を入力し、英語に翻訳すると、どうも言葉の並び順が納得出来ない。
自分が納得出来る順番に変更してから、メールに貼り付ける。
これはこれで便利である。
チリ人の彼女が送って来るメールが、凄まじくブロークンな文法なのも、この翻訳サービスを使っているせいかもしれない。
私の日本語の書き込みに対してコメントがあるのも、翻訳ソフトを使っているのならば理解出来る。
まだまだ精度は低いが、21世紀に入り、無料で他言語に人とコミュニケーションが出来るほどテクノロジーは進化したということだ。
とてもSF的状況である。