やればできる

やればできる―まわりの人と夢をかなえあう4つの力勝間和代は、この頃メディアでの露出が多く、めっきり遠い人になってしまった感がある。
久しぶりに読んだ本書は、まわりの人を巻き込んで夢を叶えよう!というテーマである。
相変わらず分り易く、まとめ易い。

勝間和代という言うと、現代における優秀な女性の代表選手のようなイメージがあり、アンテテーゼとして「しがみつかない生き方」という本が出ているほどである。
それを意識したようで、本書では、自分一人ではなく、まわりと一緒に頑張る方法が解説されている。

コンサル出身だけあって、本書の構成は見事に構造化されていて、理解し易い。
そして、目次を見れば、ほとんど内容が分かるのでレビューも楽である。

本書では、4つの力でまわりの人と夢をかなえあう、としている。

「しなやか力」
ステップ1 自分の強みを見つける
1.ストリングスファインダーで診断してみる
2.MBTIを受ける
3.自分史をつくる
ステップ2 強みを発揮できる環境を整える
ステップ3 まわりの人と強みを褒めあう

「したたか力」
ステップ1 いまの自分がやっている「強みでない仕事を自覚」する
ステップ2 「マタイ効果」を意識して、集中分野を明確に定める
ステップ3 自分の強みを活かして、強いリーダーシップを取る

「へんか力」
ステップ1 「変化をしないことが最大のリスク」であることを自覚する
ステップ2 自分の時間の3割を、常に変化に注ぐ習慣をつける
ステップ3 変化を協力しあえる仲間をつくる

「とんがり力」
ステップ1 「とんがり力」の威力を知る
ステップ2 身近な世界で「とんがり力」を発揮する
ステップ3 「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つのちからをまわすこと自体を楽しむ

「~力」という言い方には、少し食傷気味である。
それぞれのステップの内容は正しいと思うのだが、かなり実力を付けてから仲間を作る方法だと思う。
そこまで行く前に、仲間を作る方法が知りたいところである。

まずは、
1.ストリングスファインダーで診断してみる
2.MBTIを受ける
から、やってみようと思う。

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