ニッポンの書評

ニッポンの書評 (光文社新書)0年以上本を読んだ感想を書いているが、どのように書いたら良いのか、未だに分からない。
書評について書かれたの珍しい本を発見したので、何か手がかりがあるかと思い、読んでみた。
書評の世界も色々あることは分かったが、方向性を得ることは出来なかった。

元々自分の備忘録として書いているのだから、書き方にこだわる必要は無いといえば無い。
しかし、読んでいる人がいると思うと、色々考えてしまう。
オチをバラしてはマズいだろう、とか。
この本の著者も、オチをバラして読者の楽しみを奪うのは、書評にあるまじき行為としている。

書評と批評の違い、日本と海外における書評の違い、様々な著者による書評の比較、amazonやブログのレビューについてなど、プロの書評家である著者ならではの視点で語られている。
書評の世界も色々あるんだなあ、と感心はするが、そこまで書評に思い入れがあるわけでもない。

最初に、「書評に正解はない」と言われてしまったので、向かうべき方向は示されなかった。
確かに「正解」はないと思うが。

ブログやamazonにおける覚悟のない素人のレビューが激しく糾弾されているが、少し大目にみて欲しいとも思う。
読んだ本の感想を人に伝えたいのも、また人情である。
私自身は、面白くなかった本について、あくまで自分に合わなかったこととして、言葉汚く罵ることのないように気をつけてはいる。

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