妖怪アパートの幽雅な日常6

妖怪アパートの幽雅な日常 6 (講談社文庫)幽霊アパートシリーズは、今回スキー合宿。
珍しく怖い幽霊に襲われます。

いつも通り楽しい幽霊アパート。
まずは、年末年始の大宴会から話は始まる。
気のいい妖怪とエキセントリックだが頼りになる大人たちに囲まれて、主人公の夕士と親友の長谷も楽しそう。
無駄に荒んでないのがこのシリーズの良いところだが、6巻までこの調子だと、ヒネタ大人の私は波乱が欲しくなってしまう。

高校のスキー合宿で宿泊したホテルで、恨みを溜め込んだ幽霊に襲われる。
しかし、どこか緊張感がなく、夕士の担任である千晶の良さばかりが際立ってしまう。
夕士と千晶のコンビが、BLのノリになって来たが、それは勘弁して欲しい。

ここで折り返し地点だということだが、この後はどういう展開になるのだろう?

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