齋藤孝の天才伝「夏目漱石」

夏目漱石―人生を愉快に生きるための「悩み力」 (齋藤孝の天才伝)夏目漱石が、近現代の日本語の文体を確立したとは知らなかった。
この偉人伝シリーズでは、憧れる人物や生き方を発見したいと思っているのだが、漱石には私好みの側面はあまりなかった。

その中でも好きなところは、自分で自分の人生をデザインし直したところである。
常に不愉快に生きていた漱石だが、40歳の時に、教師を辞めて作家一本で生きていこうと決意する。
漱石は、自己本位の個人主義的立場を強調して、自分の愉快のためにやると言っている。
その心意気は心地良い。

「坊ちゃん」を音読すると脳が活性化するようなので、今度やってみよう。

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