宮部みゆきのファンタジーである。
物語の人間に与える影響の光と影を追求し、書き手の罪にまで言及した意欲作である。
しかし、帯にある「破戒作」は言い過ぎだろう。
テーマは別にして、ファンタジーとしての雰囲気は、かなり古典的だった。
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月別アーカイブ: 2011年8月
はじめてのデジタル画像処理
この頃デジタル画像処理に興味がある。
スマートフォン+クラウド+デジタル画像処理で画期的なサービスが出来るような予感がしている。
というわけで、初歩から学んでみることにした。
しかし、数学は必須のようで、なかなか敷居が高い。
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ファイナル・デスティネーション
あまりに間抜けなネタなので公開当時はスルーしていたが、荒木飛呂彦が進めているので、借りて観てみることにした。
意外なことに、これが面白かった。
スティーブン・キングの小説でも分かるように、元になったアイデアの素晴らしさと作品の面白さは、必ずしも一致しない。
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怪盗グルーと月泥棒
微笑ましく、安心して観られるアニメだった。
また、現代アニメの日米における違いを感じさせる作品でもあった。
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奇跡の記憶術
カリスマ講師という人の書いた本は、どうしても胡散臭さを感じてしまう。
この本も読んでいる時は、自慢話が鼻についてしまった。
しかし、後で思い出してみると、なかなか科学的、なおかつ実践的な方法もあった。
いいところは、活かしていこうと思う。
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那須合宿2011
今年の夏も那須の別荘で合宿となった。
今年は、風がないと避暑地の那須でも暑かった。
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斎藤孝の天才伝「モーツァルト」
モーツアルトのイメージは、完全に映画「アマデウス」で作られた。
いい加減で、女好きだが、音楽に関しては圧倒的な能力を持つ変人というイメージである。
この本で、モーツアルトの天才は、膨大な勉強の基礎があってこそのことだと知った。
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