怪盗グルーと月泥棒

怪盗グルーの月泥棒 [DVD]微笑ましく、安心して観られるアニメだった。
また、現代アニメの日米における違いを感じさせる作品でもあった。

落ち目の怪盗グルーは、悪党銀行からお金を借りるために大きな仕事をしなければならない。
そこで月を盗むことを思い付く。
なんでも小さくする縮小ガンで月を小さくしてしまおうと、まずは縮小ガンをライバルの泥棒から盗もうとするが、アジトの警戒が厳重で入り込むことが出来ない。
チョコレート売りのフリをして侵入するのに、孤児院から3人の女の子を引き取るが…

観ていて感じたのは、とても良く動くアニメだということだ。
画面の隅々まで、嬉しそうに動いている気がする。
ディズニーのアニメもそうだが、アメリカのアニメは、とにかくよく動く。
ストーリーは単純なのだが、画面から作り手の楽しさが伝わって来る。
それに対して、日本のアニメは、ストーリーを説明するための動きに徹している気がする。
その分、ハリウッドに負けないくらいドラマ性の高い作品もある。
どちらが良いというわけではないが、その違いが如実に感じられるアニメーションだった。

[amazonjs asin=”B006QJSLFK” locale=”JP” title=”怪盗グルーの月泥棒 DVD”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です