この頃デジタル画像処理に興味がある。
スマートフォン+クラウド+デジタル画像処理で画期的なサービスが出来るような予感がしている。
というわけで、初歩から学んでみることにした。
しかし、数学は必須のようで、なかなか敷居が高い。
カラーテーブルや平滑化、エッジ検出フィルター、トーンカーブなど、普段何も考えずPhotoshopで使っている機能の基本原理が分かるのは楽しい。
しかし、微分方程式が出て来た辺りから、別世界の話になってしまった。
著者は高校生でも理解出来るレベルを目指しているようだが、高校で数学に挫折した大人には、ちょっと要求レベルが高過ぎる。
フーリエ変換に至っては、SFっぽい用語だなあ、と思うばかり。
動画や静止画の圧縮からコンポジット信号、HMDI端子、ロボットにおける画像処理や医療分野での利用まで、カバーしている範囲が広く、とても勉強になる。
それはそれとして、実際に使うには、オープンソースの画像処理ライブラリを探さなければ。
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