英雄の書

英雄の書 (カッパ・ノベルス)宮部みゆきのファンタジーである。
物語の人間に与える影響の光と影を追求し、書き手の罪にまで言及した意欲作である。
しかし、帯にある「破戒作」は言い過ぎだろう。
テーマは別にして、ファンタジーとしての雰囲気は、かなり古典的だった。

小学生の友里子は、ナイフで友達を刺して失踪した兄を探して、旅に出る。
古より伝わる本たちは、彼女の兄は「英雄の書」にそそのかされたと言う。
ネズミになった本を友に、兄を探して友里子は異世界を旅する。

どんな凄い秘密があるのかと思っていたが、たいしたことはなかった。
友里子の将来の活躍を期待させるラストが好きだ。

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