イノベーティブ・シンキング

イノベーティブ・シンキングいかに効率的にアイディアを生み出すか?
この課題に対して、著者は8つの方法を提案している。
どれもシンプルで、実例を交えた説明を読んでいると、すぐに出来そうな気がする。
しかし、著者もあとがきで書いているように、テクニックは実践して体得するしかないのだ。
日々の生活に適用してみなければ!

8つのテクニックは以下の通り。

[情報を把握する]
1.インフォメーション・シンキング
[アイディアを考える]
2.チャレンジ・シンキング
3.アイディール・シンキング
4.ストレッチ・シンキング
5.インプルーブメント・シンキング
6.コンビネーション・シンキング
[アイディアを改良する]
7.モディファイ・シンキング
[アイディアを試してみる]
8.トライアル・シンキング

それぞれのテクニックの手順は、とてもシンプルである。
例えば「インフォメーション・シンキング」の場合、次のような手順になる。
ステップ1:目標を設定する。
ステップ2:フォーカスする分野を選ぶ。
ステップ3:情報を把握する。
把握した情報を元にアイディアを考えるので、フォーカスする分野が多いほど、アイディアが多く出ることになる。
常識に縛られず、多くのフォーカスを持てる人が、多くのアイディアを出せる。

その他の方法も考え方はシンプルである。
チャレンジ・シンキング=既存の制約に縛られない発想をする。
アイディール・シンキング=理想から考える。
ストレッチ・シンキング=一見達成困難な目標から考える。
インプルーブメント・シンキング=達成出来そうな近い目標から考える。
コンビネーション・シンキング=組み合わせを考える。
などなど。

アイディアを安易に潰さないためにプラス面をみつける、まずはローリスクな方法でテストしてみる、などアイディアを考えるための方法だけでなく、実践する時のノウハウも解説されている。

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