鬼物語

鬼物語 (講談社BOX)「化物語」セカンド・シーズンも、いよいよ佳境に入って来た。
今回はタイトルから吸血鬼の忍野しのぶがメインヒロインかと思いきや、またも西尾維新に騙された。
「まよいキョンシー」のメインが、実はしのぶだったように、今回もトラップが仕掛けられている。

西尾維新の作品は、ネタバレせずに感想を書くのがとても厳しい。
言いたいことは沢山あるのだが、これから読む人の驚きを奪わずに語ることが出来ない。

今回は、暦としのぶ、まよいと式神の少女(名前を忘れた。まだ映像化されていないので印象が薄い)が怪異ならぬ 圧倒的な存在に襲われ逃げ惑う。
全盛期のしのぶさえ逃げることしか出来なかった相手に、戦うすべがない。

しのぶの過去と最初の眷族について秘密が明かされる。
しのぶのらしくスケールは壮大だが、それほど面白いエピソードではなかった。

それよりも謎の「くらやみ」の対処方法が泣かせる。
あまりの寂しさに、「化物語」のブルーレイorDVDを観直してしまった。

しかし、たくさんの宿題を抱えているのに、本当に後1冊でまとまるのだろうか。

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