「300」のスタッフによる製作!という宣伝の煽りだったが、よく見ると監督は違う。
「エンジェル・ウォーズ」の監督の新作かと思ったのに、残念だ。
映画としては、美術が綺麗なだけだった。
古代ローマ、病気で妻子を亡くしたハイペリオンは、何もしなかった神々に怒り、邪悪な神々タイタン族を開放することで、神々に戦いを挑んだ。
タイタン族を止められるのは、伝説の弓だけだった。
ハイペリオンに村を襲われ母親を殺された若者は、ハイペリオンへの復讐を誓う。
いつものことだが、欧米の時代モノは、美術が興味深い。
この映画で面白かったのは、美術とミッキー・ロークだけだった。
第一線から退いたと思っていたミッキー・ロークは、復活してからワイルドな悪役がハマっている。
登場人物たちの行動原理が理解出来ないし、ストーリーもなしくづしな感じである。
ウリと思っていた神々の戦いは、最後に少しあるだけだ。
処女の巫女であるオラクルの衣装が、やたら色っぽいのはご愛嬌だが。
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