iPhoneとAndroidの普及で、スマートフォンでインターネットを見るのも一般的になって来た。
その状況に対応し、スマートフォンに特化したサイトの作り方が解説されている。
とても実践的で、幅広い範囲の細かい情報が提供されている。
幅広い分内容が薄く感じるが、それも仕方がないのだろう。
HTML5+JavaScriptでスマートフォン用アプリを開発しているので、スマートフォン専用サイト作成の方法はとても役に立つ。
私がかつて悩んだ問題が数多く解説されている。
viewportやhtml5の対応状況など、この本を先に読んでいれば開発効率が上がったのに、と思う部分が多かった。
逆に、既に知っていることが多くなってしまったので、今となっては読む所が少ない。
初心者にはとても良い参考書となるだろう。
以下は、メモ。
スマートフォンサイトのデザインでは、横幅はiPhone4のRetina Displayに合わせて640pxでデザインするのが一番綺麗に見える。
320pxでデザインする場合も、画像だけはRetina Display用を用意し、imgタグで幅を指定する。
または、「-webkit-min-device-pixel-ratio-」を使って、端末ごとに切り替える。
フォントはヒラギ角ゴW3を使う。Androidでは太字が使えないので、太字は使わない。
また、視認性を考え、サイズは12px以上にする。
ドロップシャドウ(box-shadow)で横・下のずれを0pxにすれば、光彩を表現出来る。
jQueryプラグインのSlides(http://slidesjs.com)で自動切り替えバナーが簡単に出来る。
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