ビブリア古書堂の事件手帖2

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)大ヒットしている「ビブリア古書堂の事件手帖」の2作目である。
主人公と栞子さんの距離が少し近づき、栞子さんの母親の秘密が明かされる。

このシリーズの良いところのひとつは、短篇集のようでいて、全体を通してのミステリーがあるところだ。
テレビドラマなどでも使われるごく当たり前の手法なのだが、上手に使いこなすのは難しいと思う。
このシリーズの場合は、栞子さんの過去であろう。
2作目では、栞子さんの母親の秘密が明らかになる。

と言っても、本のこと以外はほとんど語らない栞子さんなので、情報は断片的である。
まだまだ続きがありそうなので、今後が楽しみである。

本作で「時計じかけのオレンジ」に裏があるのを知って驚いた。
私もスタンリー・キューブリックにハマって原作を読んだクチなので、読んだのはアメリカ版の翻訳である。
奇しくも、小説内の登場人物と同じように中学生の時である。
反体制に共感する年頃なので、アメリカ版で楽しめた記憶がある。
オリジナル版だったら、がっかりしていたかもしれない。
キューブリックもオリジナル版だったら、映画化しなかったと思う。

古本をテーマとした日本の小説というと、普通は日本書籍か、扱っても中国の文献だと思う。
しかし、この小説では翻訳モノ、それも我々が読んでいるような普及版も扱っているのが嬉しい。

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