自作ロボット入門ラジコン編

自作ロボット入門―ラジコンロボ編ロボット自作の本は多数出版されているが、ラジコンロボットにフォーカスした本も珍しい。
本書を読むと、ラジコンの奥深さがわかって面白い。

ラジコンとは、単純に電波でモーターをコントロールするものだと思っていた。
確かにその通りなのだが、ロボットの場合、そう単純にはいかない。
本書の例のように爬虫類型のロボットを考えた場合、各足で最低でも肩に2方向、肘に1方向動かさなければならない。
これが4つの足で、合計12個のコントロールが必要になる。
一般的なラジコンでは12個も信号はないし、12個を同時にコントロールするのは人間ワザではない。

このような時にプログラムを使うようだ。
コントローラで前進を指示すると、前進の動作をするようにそれぞれのモーターが動くプログラムをするのだ。
納得である。

この本では、プログラムだけでなく、本体をプラスティックで制作する方法も紹介されている。
とても楽しそうだが、工具が高い。
そして、作業をする場所もない。
アメリカ人のように、作業用のガレージが欲しくなってきた。

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