読み始めてから、しまった、と思った。
この手の物語仕立ての解説本はどうも苦手なのである。
しかし、確かに読み易い。
ありがちなキャラクターと思いつつも、どんどんページは進む。
この本では、営業から商品企画に転属して来た高慢ちきな女性の成長を通して、マーケティングの基本を学んでいく。
ネタとしては、なかなか今風で勉強になる。
各章のテーマは以下の通り。
- 事業の定義
- 顧客絶対主義の落とし穴
- 顧客満足のメカニズム
- マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略
- バリューポジションとブルー・オーシャン戦略
- 競争優位に立つためのポジショニング
- チャネル戦略とWin-Winの実現
- 値引きの怖さとバリューセリング
- コミュニケーションの戦略的一貫性
- イノベーター理論とキャズム理論
図解が分り易く、図解だけでも一見の価値がある。
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