いやはや、面白い映画はどこに転がっているか分からない。
TSUTAYAに行った時、気まぐれで借りたインドネシアのアクション映画がやたら面白かった。
こういう佳作があるとすると、世界中の映画をチェックしなければならなくなる。
話はシンプルである。
麻薬王が支配する高層ビルをSWATが急襲する。
そこに巣食うマフィアとSWATの血みどろの戦いを描いているだけである。
ハリウッド映画のようなにスタイリッシュな風景ではなく、どこまでも泥臭い。
その爛れたような生活臭が、むしろ新しく感じられる。
最初こそ銃撃戦だが、すぐに弾は底をつき、肉弾戦となる。
カンフー+ナイフのアクションは、激しく、残酷である。
マフィア側の幹部の1人は、拳銃では戦っている気がしないので、わざわざ拳銃を捨てて戦いを挑んでくる。
武士道というより、超の付くマゾだろう。
全編を貫く緊張感も心地よい。
要塞警察+死霊のはらわた+香港映画という感じである。
分かり難いとは思うが。
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