プログラムを書いていると、こんなヒドいソースは人に見せられない、と思う。
もっとクールな変数名や、ムダなく短い処理方法があるはずだ、と悩む。
そんな人にはお薦めの本である。
良いコードを書く技術だけに特化した本である。
以下のような構成である。
1.良いコードとは何か
2.良いコードを書くための5つの習慣
3.名前付け
4.スコープ
5.コードの分割
6.コードの集約
7.コードのパフォーマンス
8.ユニットテスト
9.抽象化
10.メタプログラミング
11.フレームワークを作ろう
基本的にjavaが中心になっているので、完全に理解したとは言えないが、今後の参考になることは間違いない。
以下は今後使えそうなポイント。
[省略のコツ]
・先頭の数文字を残す。複数形の場合は最後のsは残すことが多い。(Separators→Seps)
・ingの削除(Grouping→Group)
・単語の削除(formattedConsumptionTax→formattedTax)
・語頭以外の母音を削除する(image→img)
・強い音を残す(server→svr)
・一般的な略語の利用(database→db)言語ごと、対象領域ごと、会社やチームごとに命名に関するイディオム(慣習)があるので、それに従う。
メソッドは処理を行うので、メソッド名は「動詞」または「動詞」+「目的語」になっていることが多い。
ユニットテストが習慣になると、テストがないコードは不安で信頼がおけなくなってくることでしょう。良いコードを保つためのシートベルトとしてテストコードを書いていきましょう。
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