成熟期のウェブ戦略

成熟期のウェブ戦略―新たなる成長と競争のルールウェブの世界は瞬く間に成長してしまうので、通常の成長戦略は通用しない、という視点は新しい。
SNS系企業の成長速度を見ていると、確かにその通りだと思える。
著者は、成長後の成熟期に、いかに利益を上げていくかに注力すべきだと主張している。

もちろん一般的に言えば、市場の導入期や成長期において早々と事業を展開することが理想的なケースが多々あります。
しかしながら現実にはウェブにおいても既に成熟期に達したビジネスが多いこと、また新たなビジネスであっても結局は短期間で成熟期に差し掛かるため、多くの場合において成熟した市場を相手に戦略を練ることになります。
そこで本書では、「あっという間に成長し、やり尽くされてしまう」このウェブ成熟期において、各企業がどのような知恵をもって次の一手を切り開いているかを取りまとめていと思います。

成熟市場で利益を上げていくためのヒントとして、オープン志向やtwitterのような異常なまでの成長速度が上げられている。
twitterの成長速度があまりに早いので、潜在的な大手競合企業は、対抗するよりもtwitterに乗っかった方が良いと判断した。

結局のところ、自社の独自性と顧客志向が成熟期にも一番有力な武器となるようだ。

後半にメディア産業の問題点に関する分析が多いが、あまり興味がない分野だった。

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