レイアウトについて論理的に解説している本。
美学や心理学まで使って、レイアウトの法則を高い説得力で説明している。
サンプルについては評価が高過ぎる気もするが、好みの問題もあるのだろう。
デザインの本にしては珍しく、図解や箇条書きによるロジックの説明が多い。
私が参考に出来そうなのは、以下の通り。
【レイアウトの注意事項】
1.それが何であるかすぐ分かる
2.特徴やメリットがすぐ分かる
3.欲しい情報がすぐに探せる
4.全体的に美的効果がある
【受け手が得るもの】
1.共鳴
2.達成感
3.満足
4.感動
【文字と絵の置き方のセオリー】
1.作品にはポイント(要)がある(最も簡単なのはドミナントポイント)
2.画面を3カテゴリーまでにまとめる
3.人を絵(図)と文字によって、目的地に誘導する
【ユーザ視点からの4ポイント】
1.スムーズに見たい
2.効率よく読みたい
3.読んで刺激を受けたい
4.その情報で得をしたい
【視線を誘導する】
1.上から下へ
2.大から小へ
3.隣接するもの
4.同じ形へ
5.同じ色へ
6.次の番号へ
7.矢印に従う
もう少し、Web寄りの解説が欲しい。
この本の考え方で、Webのレイアウトを分析した本を出して欲しい。
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