G.I.ジョー バック2リベンジ

G.I.ジョー バック2リベンジ 映画パンフレット 監督 ジョン・チュウ 出演 ブルース・ウィリス、イ・ビョンホン、チャニング・テイタムその薄っぺらさが最高の、ハリウッドらしいアクション映画「GIジョー」の2作目である。
でも、驚くほど1作目を無視していた。

前作の最後でホワイトハウスに潜り込んだ偽大統領の陰謀で、米国の精鋭部隊「GIジョー」は全滅してしまった。
陰謀を暴き、世界の平和を守るために、生き残りのGIジョーたちが立ち上がった。
そして、引退した初代ジョーに支援を仰ぐのだった。

まあ、それだけの話である。
ちなみに、初代ジョーは、ブルース・ウィリスである。
いまや無茶苦茶な老人が良く似合う役者になった。

ちなみに、1作目のGIジョー側のメンバーは誰も登場しない。
悪役側はほぼ出演しているのにである。
今作の監督は、よっほど前作が気に入らないのだろう。

前作でも思ったのだが、ハリウッドの東洋に対する憧れと勘違いがとても激しい。
日本と中国とチベット、サムライと忍者などの関係が無茶苦茶である。
そこにそれは無いだろう!と日本人なら突っ込めるところが満載である。

広い心を持てば、それも込みで楽しめる。
断崖でロープにぶら下がりながらのチャンバラは、実用性はともかく、面白い。

偽大統領が、核保有国のリーダーを集めて核兵器放棄の会議を行う。
その席で、核ミサイル発射ボタンを簡単に押してしまう。
追い詰められた各国のリーダーも、核ミサイルの発射ボタンを押す。
アクション映画の演出と分かっていても、ちょっとドキドキしてしまった。
軍事的緊張が、ひとごとでは無くなってしまったからだろう。
ここでの偽大統領の駆け引きは、なかなかカッコいい。

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