行動分析学を使った実用的な方法についての解説書。
特に児童の不登校や問題行動の改善についての事例が多い。
考え方がシンプルでわかりやすい。
行動分析学は、人が脳の中で何を考えているかは抜きにして、行動の前と後で何か変わったかだけに着目するシンプルな方法である。
環境を変えることによって行動の変化を観察する。
環境をコントロールし、様々な状態をテスト出来るので問題解決が早い。
「死人テスト」という考え方が面白かった。
「死人」テストは、物騒だが実は非常に優れたツールだと言える。
行動とは何か?
行動とは「死人にはできないこと」である。
行動の定義はたったこれだけなのだ。
死人にできる事は行動ではない。
ゾンビもののネタに使いたい。
[amazonjs asin=”4087206645″ locale=”JP” title=”メリットの法則――行動分析学・実践編 (集英社新書)”]