スマートフォンの業務利用におけるセキュリティ対策

スマートフォンの業務利用におけるセキュリティ対策また流行りのスマフォ向けセキュリティ対策かと思ったが、なかなか参考になる本だった。
セキュリティツールを開発・販売している著者だけに、理論でけでなく実務に即した情報が多い。

個人情報保護法では、紛失した携帯電話が1台であっても、リモートロックした後でも、紛失後に携帯電話が見つかったとしても、届出告知を行わなければならない。
だから著者は、取引先のアドレスを端末内に残さないメールアプリを薦めている。

どんなルールを課しても守らない社員は必ず居るし、セキュリティの穴は発見される。
著者は、社員に端末のセキュリティを強制するのではなく、セキュリティルールに沿った端末でないと業務システムにアクセス出来ない運用ルールを推奨している。
これが現実的な対応だと思う。

アンドロイドのアンチウィルスアプリとしては、SecureBrainアンチウィルスがいいらしい。
専門家の言うことだから、信頼出来るだろう、ということで自分に対するメモ。

新常識1 情報漏えいの94.5%は人的ミスである。
新常識2 運用ルールだけではリスクは減らせない。
新常識3 いちばん危険なのはアドレス帳のデータだ。
新常識4 あなたの会社も個人情報保護法の対象では?
新常識5 リモートワイプは「いつ消すか」が問題だ。
新常識6 会社が貸与する端末のほうが紛失しやすい。

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