ログ・ホライゾン1

ログ・ホライズン1 異世界のはじまり1巻は普通のファンタジー。
ソード・アート・オンラインの亜流かと思った。
アニメ版もそれで観るのを止めてしまった。
しかし、本番は2巻からだった。

ログアウト出来なくなったゲームの世界で、冒険者として生きる人びとの闘いを描くファンタジー。
なんだか聞いたことのある設定である。
大きな違いは、あちらと違い、こちらでは死ぬことが出来ない。
死んでもお馴染みの神殿で復活してしまう。
ある意味、無限地獄。

職種による技や特技の設定が細かく、パーティー戦でのメンバーと技の組み合わせが勝敗を決する。
よく出来ているが、よくあるファンタジーだと思った。
「魔王ゆう」の作者が何をしたいのか?と疑問に思った。

主人公が自分たちのホームタウンである「アキバ」に、法と秩序を取り戻そうと奮戦する2巻から、俄然盛り上がる。
世界を変える起爆剤となるのは「料理」だった。
魔法でも料理は出来る。
どの料理も見た目こそ美味しそうだが、味はどれもふやけたセンベイのようになってしまう。
しかし、料理スキルを持つプレイヤーが、現実世界と同じように素材から料理をすることで、ちゃんとした味のある料理が作れる。
この秘密を知った主人公たちは、ファーストフード店を開き、莫大な利益を得る。
主人公「腹黒メガネ」は、アキバを変えるためにお金が必要だったのだ。
このお金の使い方が、何とも「魔王ゆう」の作者らしくて良い。

これで、ガッツりハマってしまった。
現在、7巻を驀進中である。

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