デザイン思考の道具箱

デザイン思考の道具箱: イノベーションを生む会社のつくり方 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)よく分からない本だった。
考えるのではなく、体験で学ぶことを推奨する本だから、読んだだけで分からないのは当然なのかもしれない。

製品にデザインが重要なのは、現代では言うまでもないことだ。
この本で主張しているのは、製品をデザインすることではなく、製品の構想(物流、流通過程含む)を考える時点からデザイナー的な思考も持つ必要がある、ということだと思う。
とにかく実践に重きを置く方法論なので、考え方を読んでも分かった気がしない。
手を動かして、実感するしかないのである。

計画している製品やサービスを利用するであろう集団の一員となり、利用方法を観察する文化人類学的手法が面白い。
是非ワークショップに参加してみたいものだ。

フィールドワーク終了後、師匠に弟子入りすることで自分の中に発生した経験を言葉で全部書き出す。
これは民族誌(エスノグラフィー)と呼ばれる学問分野で確立している手法である。
先端的な商品開発においてもフィールドワークは不可欠と言われ、「ビジネスウィーク」では「新しいコアコンピタンス」としてこの方法を紹介しており、コンピュータチップを開発するインテルですら、フィールドワークの専門家を活用しているという。

[amazonjs asin=”4150503982″ locale=”JP” title=”デザイン思考の道具箱: イノベーションを生む会社のつくり方 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。