このシリーズの良いところの一つは、江戸時代の古書ではなく、私も同時代として経験している古典を扱っていることだと思う。
今回のネタにも「ブラックジャック」がある。
当然、手塚治虫の漫画だ。
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月別アーカイブ: 2014年1月
ケルベロスの肖像
この巻をもって、「チーム・バチスタ」シリーズは完結らしい。
いつの間にやら壮大なサーガになっていた。
最終回としては地味だった気もするが、やはり感慨深い。
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100円のコーラを1000円で売る方法3
お手軽なストーリーで、最新のマーケティング知識を伝えるこのシリーズも3作目。
ひょっとしたら、エンターテーメントとしても優秀ではないかと思い始めた。
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ロードサイド・クロス
リンカーン・ライム・シリーズのスピンアウト・シリーズである「人間嘘発見器」ダンス刑事の2作目になる。
人間嘘発見器が主人公の割りには、会話劇が少なかった。
ネットの世界の危なさがよく描かれていたと思う。
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トリック ラストステージ
今更ながら、トリックである。
全く期待していなかったが、面白かった。
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下町ロケット
半沢直樹で大ヒット驀進中の池井戸潤による「下町ロケット」がやっと文庫落ちしたので、勇んで購入した。
期待が大き過ぎたのか、それほど面白くなかった。
ちょっと私の趣味とは違うのかもしれない。
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谷川真理ハーフ2014
今シーズン初の大会参加。
練習していなかったが、まずまずの記録だった。
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ジェノサイド
2012年にブレイクしたので、文庫落ちを心待ちにしていた作品である。
でも、読んでみると、なぜそこまで人気があるのか分からなかった。
随所に面白いアイディアはあるが、ここまで持ち上げるほどでも無いだろうと思う。
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売れないモノの9割は売れるモノに変えられる
いかにモノを売るかについて、人間の心理から解説している。
人間は合理的に判断して買い物をするわけではない、という前提でテクニックを展開している。
本書の中で言われている通り、悪徳商法にも利用できる危うさがある。
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100円のコーラを1000円で売る方法2
あまりにも単純なキャラクターたちだが、つい読んでしまうシリーズ。
扱っているマーケティング理論は新しいので勉強になる。
元気でピーキーな商品企画部の宮前久美が、本作では新製品の売上げアップのために突っ走る。
回りの迷惑を考えないキャラは相変わらずである。
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