ジェノサイド

ジェノサイド 上 (角川文庫)2012年にブレイクしたので、文庫落ちを心待ちにしていた作品である。
でも、読んでみると、なぜそこまで人気があるのか分からなかった。
随所に面白いアイディアはあるが、ここまで持ち上げるほどでも無いだろうと思う。

アフリカの奥地で発見された人類への脅威に対し、アメリカは極秘の作戦を実行する。
極秘の作戦を実行する傭兵のリーダーと、死んだ父親から託された謎の薬を合成する日本の大学院生の2人の視点で物語は進む。

最後近くで、やる気のない大学院生である主人公の一人が、科学者魂に目覚めるシーンは、なかなか泣かせる。
もうひとつ、驚いたネタがあったが、ネタバレになるので語れない。

いや、しかし、かなり古い感じのSFだろう、これは。

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