ダタで1本観られるので、アカデミー賞を受賞したディズニーのアニメを観ることにした。
ディズニーは侮れない。
そのゴージャス感は、まだまだジャパニメーションでも追いつけない。
春休みの昼間の映画館は、小学校のように子供であふれていた。
まあ、ディズニー映画は本来子どものためのものであり、こちらが侵入者なので文句はない。
「アナと雪の女王」は、有名なアンデルセンの童話「雪の女王」を元にしたアニメーションである。
何度かアニメ化されているネタだが、CGを駆使した本作は、そのゴージャスさのレベルが違う。
アナの住むお城の豪華さとリアリティは、実写を凌いでいる。
そして、雪の女王の超能力が暴走する描写は、驚くほど美しい。
触るものが全てを凍らせてしまう雪の女王の悲しさは、超能力者テーマの悲哀に通じるものがある。
抑えていた自分を開放し、思うがままに氷を操る姿は、「ファイアースターター」のチャーリーを思い出させる。
オープニングの民族音楽も趣味がいいし、全体を通して古いミュージカルのようなノリは微笑ましい。
最後に愛が勝つのだが、男女の愛でないところが、ある意味どんでん返しである。
やはり、世界のディズニーは侮れない。
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